moimogのんびり日記

ヘルシンキ大学留学生の記録用Blog

小学校訪問の話🏫part1

みなさん、こんにちは!

ヘルシンキ大学では、そろそろ1学期が終わりを迎えようとしています🍂

 

今日は、今学期取っていた授業の一環で、訪れたフィンランドの学校についてお話ししたいと思います。

授業では、1人1校興味のある学校を選んで訪問することになっていたのですが、私は欲張って2校訪問しました笑

 

なので今回は、私がはじめに訪問した小学校での出来事について、書いていきます。

 

こちらの学校は、幼稚園と小学校が合体したタイプの学校です。久しぶりに小さい子供が走り回っているのを見て、とっても癒されました💕

 

学校に着くと、3年生の女の子Alynaが私たちを案内してくれました。

彼女は英語が流暢に話せるので、学校の案内を任されたそうです。

学校の生徒に対する厚い信頼が伺えました。

 

 

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こちらの学校は、ほとんどの教室のドアが開いていて、自由な空間がいっぱい😻

空間のデザインは開放的で、机は丸く配置されており、日本の教室とはまた違う光景でした。

 

私たちが訪れた時は自由時間の真っ最中!

 

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この時間は、基本的に何をしてもいい時間で、

生徒は宿題をしたり、おしゃべりしたり、絵を描いたり、パソコンで数学の勉強をしたり、

 

自由に教室を移動して自分のやりたいことをやっていました。先生はただ補助しているだけ。

 

強制されたわけではなく、楽しく学んでいる生徒をみて、幸せな気持ちになりました。

 

Alynaが私たちと一緒にご飯を食べに行きたい!と言ってくれたので、数人の生徒と一緒に給食を食べることに🤤

 

こちらの学校では、給食は誰とでも食べに行けるようで、先生が生徒と同じテーブルで食べながら話していたり、色んな年齢の子が一緒に食べていました。

 

3人の男の子たちと同じテーブルに座ると、1人の男の子が、僕は肉を食べないと決めたから今日の給食は食べられないんだ。と言いました。

 

なぜ?と聞くと、動物がかわいそうだから、という男の子。

すると、1人は動物は痛みを感じない方法で殺されていると反論。

もう1人は肉を食べるか食べないかは個人の自由だよね~と話していました。

 

みんなそれぞれに自分の考えを英語で伝えていて、彼らの姿に、フィンランドの教育のすごさを感じました。

 

そして最後は、Alynaが私たちと一緒に帰りたい!ということで同じバスに乗り、帰ることに。

ここまでフィンランドの学校の自由さに驚きを隠せない私😵

 

学校はどこまで生徒の行動を把握しているんだろう、どうやって管理してるの?って少し不安な気持ちになりました。

 

ただ、今日1番感じたことは、フィンランドでは、小学生でも自由を扱う時間とスキルを持っているということ。

 

日本とは正反対のような教育システムですが、生徒たちを信頼しているからこそ、そして生徒たちもそれに応える責任を持っているからこそ、成り立っているんだろうなぁと思った学校訪問でした。

 

最後までご覧くださり、ありがとうございました。