働くってなんだろう🌛
みなさん、こんにちは!
長らくブログ更新できておらず😥
申し訳ありません。
今回は、働き方について書いていきたいと思います。
実は、ヨーロッパにいながら、日本の就職活動を少しだけしていました。
私は大学三年から四年次での留学のため、学業と並行しながら、日本での就職準備をする必要があります。
四年間で大学を卒業したい方にとって、この期間の留学の大きなデメリットは、就活時に海外にいるという点だと思います。
三年次に留学した私の先輩や友達は、キャリアファーラムで内定を取るか、休学を経て卒業される方がほとんどです。
キャリアファーラムとは、留学生向けに開催されるもので、日系や外資系の企業が実際に選考を行うイベントです。
私はロンドンでのキャリアファーラムに登録し、企業との事前面接のためにテストを受け、スーツを着て他の就活生と変わらない日々を過ごしていました。
同級生たちのSNSで合同説明会などの様子を見るたび、今の私の視野は狭いのではないかと焦りを感じながら、膨大なネットの情報を頼りに、企業を探す毎日。
そんななかで、普段の留学生活ではあまり意識していなかった、”働くこと” に対するセンサーをより敏感に動かすようになりました。
そういえば、フィンランドではスーツを着ている人をほとんど見かけないし、16時から17時が帰宅ラッシュの時間です。
土日は大学や企業も基本的に休みになります。
私はこれまで仕事と私生活は別物として捉えていましたが、フィンランドにおいて働くとは、生活の大切な一部なんだと実感します。
しかし市場の状況は決して甘くなく、現在の日本の就活は売り手市場といわれる一方で、フィンランドは就職難となっています。
友達は、大学を卒業しても、院までいって専門を磨かないと良い仕事が見つからないと嘆いていました。
日本のようにポテンシャル採用はありません。
留学をしていると新卒一括採用に疑問を持つことも多いですが、みんなが同じ時期に、同じように情報を解禁してくれる、非合理だけど優しい制度なのかなぁと思ったりもします。
ただ、日本でもフィンランドでも就業経験のある方たちとお話ししていると、日本のワークライフバランスは改善する余地だらけだなぁと感じます。
就職偏差値ランキングとか、黒髪スーツとか気にせずに自分らしい”働き方” を模索していきたいと思う、今日この頃でした。
久々の投稿にもかかわらず、読んでくださった皆様、ありがとうございました。