ポーランド旅行〜クラクフ編
こんにちは。
季節の変わり目で体調を崩しやすい時期ですが、いかがお過ごしですか。
ヘルシンキでは、雪が降りました☃️
私は寒いのが結構好きなので、本場の冬を経験するのが楽しみです♫
クラクフ編です。
クラクフはポーランドの古都で、日本でいう京都のような長い歴史を持つ都市です。
レンガ造りの建物とたくさんのカトリック教会が、その長い歴史を感じさせる街でした。
最初に向かったのは、聖マリア教会。
ステンドガラスの窓が敷き詰められていて、今まで見た中で最も美しい教会でした。
写真を撮れなかったのが残念…😭
これはバベル城という、ドラゴンの伝説があるお城へ向かう並木道です。
紅葉シーズンだったため、歩くのが楽しくなるような、素敵な道でした🍁
夜は、ポーランド好きの友達に勧められたオーケストラへ。
ここは織物会館の前にある小さな教会で、毎日6時からコンサートをしているそうです。
音楽に疎い私ですが、クラシックバレエをしていたこともあって、知っている曲が多くて楽しめました😍
本場の音楽家のダイナミックな演奏を聴けて、大満足の1日目が終了。
2日目は、私がポーランドで1番行きたかった場所、アウシュビッツ=ビルケナウ強制収容所へ。
働けば自由になれる、と書かれた門をくぐると、番号が振られた異様な雰囲気の建物が並んでいました。
事前に依頼していた英語のツアーガイドさんが、全ての場所を案内してくださいました。
建物の中には、犠牲者の方々の顔写真、履いていた靴、髪の毛、トランクケース、住んでいた部屋などの展示が。
日用品の展示をみると、ニベアのクリームや、ブラシがあり、彼らが本当に働けば自由になれると信じて、ここへやってきたという事がわかりました。
その願いは叶わず、人々は選別され、ガス室行きか、厳しい労働の日々。
ここは、たくさんの人が処刑された場所だそうです。
彼らが最後に見た光景は、今も変わらずそこにありました。
私がここに来て感じたことは、歴史を知っていても、実際にその場所に行ってみないとわからないことがたくさんあるということです。
例えば、私たちが訪れたのは秋ですが、労働者が寝ていたバラックにはすでに冷たい風が入ってきていて、寒い冬を十分な食事と防寒具なしに生き抜くのは、ほぼ不可能な環境でした。
ほとんど色がない収容所を出た後、周りに咲いていた色鮮やかな花を見て、人間が作り上げた負の遺産の残酷さを感じました。
その後、私たちは同じツアーバスで世界遺産の1つであるヴィエリチカ岩塩坑へ。
その昔、海の中にあったこの地域は、塩の発掘所として栄えていました。
地下へと続く階段を降りていくと、塩で作られた美しいシャンデリアが⭐️
この場所は礼拝堂で、ここで働いていた人たちにとって大切な信仰の場所だったようです。
昔は貴重品だった塩も、今ではほとんど価値がないため、発掘作業は行われていませんが、観光地としてたくさんの人が訪れる人気スポットになっています。
人類の長い歴史を感じた長い1日...
ポーランドに行く際は、ガイドをつけて世界遺産を観光されると、より深い知識が得られると思います。
帰りは可愛いポーランド食器を買って旅終了😊
毎日、このあたたかみのある食器でご飯を食べると、幸せな気持ちになれます😍
最後まで読んでくださり、ありがとうございました!!