moimogのんびり日記

ヘルシンキ大学留学生の記録用Blog

国際バカロレアが開く可能性

こんにちは。

以前ブログで、私が教育に興味を持ったきっかけや過程を書きました。

じゃあ具体的にはどんな教育を目指しているの?という点にはまだ触れていませんでした。

 

そこで、私の理想とする教育のビジョンにピッタリ当てはまる教育を行なっている機構を紹介したいと思います。

 

みなさんは国際バカロレアという教育プログラムをご存知ですか?

実は国際バカロレアの認定を受けている学校は、日本に20校あります。

 

このプログラムは、国際的に通用する大学入試資格を与え、世界に羽ばたく生徒を育成するものです。

 

具体的に国際バカロレアがめざす学習者は…

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この表で簡単に説明がついてしまいます😇

 

国際バカロレアは、これらの能力をもった学習者を育成するための授業を展開するプログラム

だといえます。

 

日本には、明治時代から続く知識詰め込み教育の基盤があります。これは近代化の上で平等に機会を提供し、国の成長を支える人材の育成を目的とした制度です。

 

しかし今は高度経済成長期ではありません。

よりグローバル化が進み、スマートフォンさえあれば簡単に情報にアクセスできる時代になりました。

 

そのなかでいかに知識を自分から求め学ぶか、与えられる教科書の範囲で勉強していては世界で戦う上で不十分だと思います。

 

私は高校生の時、そんなこと1ミリも思ったことはありませんでした。むしろ暗記や教科書を写すことが大好きな人間でした。

 

でもAPUに来て、知識があってもそれを上手に使いこなせないなら持っている意味がないと痛感しました。

 

国際バカロレアは、知識をもとに、他人と協同しながら考え続けられる人材を育てるという点で私の理想とする教育のカタチです。

 

私が留学するフィンランドの教育もこのような点を大切にしているので、現場を見られる日を心待ちにしています。

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました😊