〜私がフィンランド留学を決めるまで④〜
こんにちは。
前回は、私の所属していた交換留学準備プログラムBASEでの1年についてお話ししました。
みなさんは、夢がありますか?
目標はあるけどそれに向かって進めていない人、そもそも夢なんてないという人、様々だと思います。
私は、高校の頃、進路選択は悩みまくるし、これと言ってなりたい職業もありませんでした。
今、はっきりとした目標のない学生が多いと聞きますが、私は外側にある枠に当てはめて職業を決めるより、自分の内側にあるワクワクを大切に、追求することが大切だと思います。
BASEのTAとして後輩の自己分析を手伝っていると、
将来の夢が見つからないと悩んでいた後輩が自分の興味のあることや好きなことを熱心に語る姿や、
面接官に好かれるための夢と本当にやりたいこととの矛盾に葛藤する姿をみました。
職業という肩書きに縛られず、その先の達成したいことに対する手段として職業があっていい。
達成したいことなんていくらでも見つけられるだろうし、今の時代職業を一つに絞らない選択肢だってあります。
私がなぜ、ここにこだわるのかというと夢のない自分はダメな人間だと自分自身を否定していたからです。
いつやりたいことが見つかるかなんてわからないんだから、とにかく自分の内側から聞こえる声に耳を傾けて、興味のあることに夢中になって勉強したら世界が広がると私は思います。
私はTAでの経験や自己分析を重ねた結果、日本の学生が自分の可能性を閉ざさず、大きな視野を持って学ぶ環境を作りたいと思うようになりました。
そこで
自分の興味のある社会問題の解決方法を考えるような実践的な教育をすることで
もっと自身の興味関心について理解し、
受験のためだけではなく将来に役立つ学習ができるんじゃないか
と いう漠然とした考えと、
APUの多文化授業から、国による教育や学びに対する姿勢の違いを感じた経験もあって(②参照)
生徒の自律性を重視する教育で、教育先進国とも呼ばれるフィンランドに教育を学びにいこうと決めました。
私の今の考えは社会に出たら甘いのかもしれない。ですが、今本当に勉強したいことがあるのがとても幸せです。
次回は私が感じるフィンランドの魅力についてら書いていきたいと思います。
長らくお付き合いくださり、ありがとうございました☺︎